
■ MUKU-DATA 欅 1820 330×12mm 共木
建具の面材として使う予定の欅、粗木で厚み12mm 2枚
これがもうお盆前位から
なんかないかなぁ~ いい材ないかなぁ~ 適材出てこ~い!みたいな感じで
日常業務をこなしつつ、いつも頭の片隅にあって適材に何がいいのか??と・・
倉庫の中で眺めたりしている。
(こういった適材探しの材が常に数件あって、モヤモヤ解決せず残っていて
そのうちにもういいですと断られたり、連絡が取り辛くなったりすることがよくある。
稀に1年ぶりに適材を見つけ恐る恐る電話すると待ってたって言っていただける人もいて
涙、涙の感謝だったり)
装飾として使う木って、考えれば考えるほど答えはでなくなって迷路に迷い込んでしまう。
杉でも欅でも何でも、好みの材種であれば何でもいいの?って訳ではない。
ウォールナットを探しに来て杉になることもよくある話で
価格、見た目、全体の雰囲気、お客さんの好み・・・
神さまではないから、そこまでは全てを知ることはできないが
その為に色々と着ている服、趣味嗜好、どういったものを求めているか画像を見せて貰ったり
なるべく求めている感じになるように近づける努力はする。
うちが作るのはこれだ!って割り切れば、考えることは半分以下になって
更に「うちはこれだ!」に集中できるのかもしれないけど・・
木はさぁ・・ ほんと、もう、全部顔が違うから・・
その木の顔とお客さんの嗜好を合せていく作業が、、、何年やっても効率よくは
進めることはできないんだなぁ・・
(杉であれば何でもいい、とにかく欅であればいいんだよ、ケヤキで安けりゃねって
割り切りった要望であれば作業は進むが・・
今回はきっとそうではないだろう・・)
仮にギラギラした玉杢、、ウネウネした泡杢など杢っ気の強い材であるなら
金額は高くつくし、そんなことよりも第一に見た目がいやらしく見えはしないか?
そういった感じはお客さんの趣味ではないだろう・・
んじゃ粗目の板目の欅なら、、それだったら杉でいいんじゃないかなぁ・・
杉の方がコストも安く済むし・・
って感じで延々と答えはでずに、適材も現れてこない。
折角だから少し木目の動きもあって、木、ケヤキを使った感じもして
ここを木にして良かったぁ~って思われたいし・・
もう
決断のとき。
これを挽こうと奥から80mm厚の厚めの板を引っぱり出す。
12mm2枚取っても残り50mmが
それはカウンター材として他に使う事ができる(コストを抑える為)
それで木取り製材したのが写真の2枚の共木の欅
まだお客さんに見て貰っていないので、これでいいかどうかは分からない。
相手があってのこと
お気に召さなければ使わなくても大丈夫
別なところに回せるだろうし、残りの50mm厚もカウンターやデスクとして使えるし。。
木は難しい所以はそういった事も含めてのことで・・
それでも続けているのは何なんでしょうね・・
自分にはそれしかできないのもあるし、、
上手くハマった時の喜びは大きいからでもあるだろうし。











